"ヤシの木が茂る白砂のビーチ、紺碧とエメラルドグリーンに輝くカリブ海、スペイン統治時代の趣を残す世界遺産の街やマヤ文明の遺跡見学など多彩な楽しみ方ができるエリアです。カジュアルな大型客船を中心に多くの船が就航していますので、ご家族連れでも気軽にご参加いただけるコースです。 パナマ運河では、水路の幅ギリギリに船が進みます。閘門式の水位の高低差を調節してゆっくりと運河を進む途中では、運河の周囲に広がる熱帯の豊かな自然も見どころです。真夏やハリケーンの頃を除いてカリブ海は、11月~4月頃まで、パナマ運河は4月~10月頃までがシーズンです。"
ポートカナベラル港はアメリカ・フロリダ半島にある港で、カリブ海クルーズの寄港地として有名です。港周辺で人気のスポットといえばウォルト・ディズニー・ワールド。ディズニーリゾートは世界中にありますが、ポートカナベラルのディズニーワールドはその規模が違います。また、日本でお馴染みのユニバーサル・スタジオの本場でもあり、様々なアトラクションが楽しめます。イルカやシャチのショー、アトラクションなどが楽しめるシーワールドオーランドもあり、子供から大人まで楽しめるスポットです。ポートカナベラル港は、ディズニークルーズの発着地でもあります。
フォートローダデールは、マイアミの北約 38 キロに位置するフロリダ州南東部にあるリゾート地。フロリダで最も人気のビーチリゾートとしてだけでなく、「世界のヨットの首都」としても有名で、4 万隻以上の船がここを船籍地として登録しています。市内は総延長500kmに及ぶ運河が縦横に巡らされていることから「アメリカのベニス」とも呼ばれており、運河沿いには豪華な邸宅が建ち並んでいます。フォートローダーデールの名前は第 2 次セミノール戦争の時に米軍が築いた一連の砦(fort)、最初に砦を築いた部隊の指揮官であったウイリアム・ローダデール少佐、この 2 つにちなんで名付けられました。カリブ海クルーズの拠点都市のひとつでもあります。
カリブ海クルーズの拠点都市のひつとでもあるマイアミは、フロリダ半島の南端に位置しているアメリカを代表するリゾートです。マイアミ本土とマイアミビーチと言われる広大なサンドバーの2つから構成されています。サウスビーチのアールデコ地区や、マイアミ川を渡ったところにある中心街の南西部リトルハバナのカジェオチョ(8番街)、超高級エリアのココナッツグローブやコーラルゲーブルズ、足を延ばして、独特の生態系が息づくエバーグレーズ国立公園など、見どころがもりだくさんの街です。
アメリカ最南端の島キーウエストは、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイはじめたくさんの芸術家が好んで住んだ島としても有名です。ヘミングウエィのコロニアル風の住居は、現在、博物館として公開されています。フロリダ・キーズと呼ばれる小さな島々をまたぐオーバーシーズ・ハイウェイのドライブや米国唯一のサンゴ礁、マリンスポーツなどをお楽しみいただくことができます。
北大西洋のカリブ海に浮かぶバハマの首都ナッソー。郊外に残る石造りの砦跡を代表とするイギリスの植民地時代の名残が残る観光地です。マリンスポーツや潜水艦で海洋生物観察で楽しんだり、町に出れば民芸店や免税店が並ぶストローマーケットでのショッピングを楽しむことができます。マリンスポーツも人気です。
ジャマイカは、秋田県とほぼ同じ大きさの島国。中央部にはコーヒーで有名な最高峰、2,256メートルのブルーマウンテンを始めとする山脈が走り、120もの川が緑豊かな熱帯雨林を形成しています。モンテゴ・ベイ、オーチョリオスに代表される島の北海岸は、美しい白浜沿いに高級リゾートホテルが立ち並び、年間を通して観光客で賑わっています。約183メートルの落差がある世界的に有名な「ダンズ・リバーの滝」は、巨大な岩の階段を通ってカリブ海に注ぎ込みます。滝の上に登る寄港地観光がよく知られています。
西カリブ海の中央、キューバの南に浮かぶ3つの小さい島から成るケイマン諸島。一番大きなグランド・ケイマンでも面積は約200平方キロの小島ですが、周囲をサンゴ礁に囲まれた絶好のダイビングスポットとして知られるリゾートアイランドです。現在は英国王室直轄の植民地となっているため、イギリス系の住民が多く住んでいる島です。クルーズ客船は首都ジョージタウンに入港します。島の西側にはセブンマイルビーチが広がっています。
カンクンはユカタン半島北東部に位置する都市。青いカリブ海と純白の砂浜が広がる常夏のリゾートとして人気です。町は市場や屋台、レストランなどが立ち並ぶセントロと、半島から橋を渡って向かう砂洲島のホテルゾーンに分かれています。マリンスポーツが楽しめることに加えて、足を延ばすと数多く残されているマヤ文明の遺跡を訪ねることができます。
コズメルはユカタン半島沖合い20Kmのカリブ海に浮かぶメキシコ最大の島です。コズメルとはマヤ語でツバメの島を意味し、かつてはマヤ人の聖地でした。メキシコ有数の観光地として知られ、美しい海に多くの観光客が世界中から訪れます。また、メキシコ本土、対岸にあるマヤ文明末期に栄えた城壁都市のトゥルム遺跡まで日帰り観光を楽しむこともできます。
1914年に完成したパナマ共和国にある全長82Kmの太平洋~大西洋を結ぶ「閘門式運河」。太平洋と大西洋では水位が異なるため、固定された閘室を持つ閘門を両海洋側に設置して船を上下させて通航します。パナマ運河を通過できる船舶の最大のサイズはパナマックスサイズと呼ばれ、閘門のサイズにより、通過する船舶のサイズは、全長294.1m、全幅32.3m、喫水12m、最大高57.91m以下に制限されていました。2016年6月26日の拡張工事完成後は、それぞれ最大全長366m、全幅49m、喫水:15.2mまでの航行が可能となり、通過可能船舶の範囲が大幅に拡大しました。
かつてカルタヘナは、スペインが南米で得た全ての富を行き来させていた中継ぎ港でした。カリブ海と南米を支配していたスペインは、堅牢な要塞を造り、200年以上にわたる海賊の攻撃から町を守りました。城壁に囲まれたカルタヘナ旧市街は、ユネスコの世界遺産に登録されています。曲がりくねった細道にはスペイン植民地時代の建築物が立ち並び、色鮮やかな建物、バーやレストランが軒を連ねています。17 世紀に建てられた丘の上に立つポパ修道院からは、街が一望できるうえ、礼拝堂と植民地時代の博物館も見学することができます。現在も修道士たちが生活をしています。