数々の世界遺産、印象的な街並み、グルメやショッピングなど様々な楽しみが溢れている地中海沿岸諸国、真っ青な海と白い家並みと島々が点在するエーゲ海。中世騎士団の時代にタイムスリップしたかのような城壁に囲まれた島への入港シーンなど、歴史の舞台や海からでしか眺められない多島美の美しさを一度に巡ることもできます。ベストシーズは、4月〜11月です。
区分 | 海外発着クルーズ |
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出発日 | 2025/8/3 |
期間 | 8日間 |
船名 | シーボーン・アンコール |
航路 | ピレウス(アテネ/ギリシャ)~モネンバシア(ギリシャ)~カタコロン(オリンピア/ギリシャ)~クルージング~ドブロブニク(クロアチア)~フバール島(クロアチア)~ロビニ(クロアチア)~フシナ(ベニス/イタリア) |
料金 | 3,008USドル〜 |
区分 | 海外発着クルーズ |
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出発日 | 2025/8/10 |
期間 | 8日間 |
船名 | シーボーン・アンコール |
航路 | フシナ(ベニス/イタリア)~シベニク(クロアチア)~コトル(モンテネグロ)~コルフ島(ギリシャ)~サミ(ギリシャ)~ナフプリオン(ギリシャ)~ピレウス(アテネ/ギリシャ) |
料金 | 4,121USドル〜 |
スペイン第2の都市であり、カタルーニャ州の州都であるバルセロナは、旧市街のゴジック地区にある歴史的な建造物や一方、モデルニスモと呼ばれるガウディのサグラダ・ファミリア、グエル公園などの特徴的な建築物が多く、首都マドリッドとはまた違った雰囲気の街並みです。カフェやバールでスペインのおつまみタパスをつまんだり、ショッピングを楽しんだり、ピカソやミロの美術館を見学したり、近郊への観光も便利です。バルセロナ空港から港までは車で30分くらいです。
南フランス、リビエラ海岸のリゾート地として、また「コートダジュール」と呼ばれる高級リゾート地の中心でもあるニース。イタリア文化の影響を残しながら、紺碧の海と明るい陽射しのもと、都会的な雰囲気と迷路のように路地が入り組む旧市街の街並も続き、19世紀からヨーロッパの貴族たちを魅了してきた街です。海辺には、ヨーロッパ随一の絶景を誇る海岸道路が続いています。ニースからは、カンヌやモナコ、「鷲の巣村」として人気の小さな村エズ村への観光などが人気です。
イタリア最大の港湾都市。古代ローマ時代より繁栄し、中世には、海洋国家として栄え、地中海を代表する貿易港になりました。「母を訪ねて3000里」でマルコがアルゼンチンに旅立った港です。コロンブスが少年時代を過ごしたと言われる家も残っています。港からすぐに徒歩圏内で旧市街となり、ガリバルディ通りには、かつての王宮や宮殿や立ち並び世界遺産にも登録されています。MSCクルーズの拠点地であり、断崖にある小さな村々、チンクエテッレへの観光も人気です。
チビタベッキアは、ローマの外港として古くから栄え、フィウミチーノ空港からは車で約50分、ローマ市内からは約1時間半にある港です。慶長遺欧使節団を率いる支倉常長が、1615年に日本人として始めて上陸した港でもあります。市内には常長の像や、画家・長谷川路可による和服を着たマリア様のフレスコ画が美しい日本聖殉教者教会もあり、日本とはゆかりの深い場所です。ローマへの観光はもちろんですが、港から徒歩によるチビタベッキア観光もお勧めです。
世界3大美港と言われるナポリは、イタリア南部最大の港湾都市です。旧市街は、世界遺産に登録されています。ナポリからの寄港地観光は、ヴェスヴィオ山のふもとのポンペイの遺跡、切り立った崖と入り組んだ入江にカラフルな家が立ち並ぶアマルフィ海岸、カプリ島や青の洞窟、風光明媚なリゾート地であり、ナポリ民謡(カンツィーネ)のタイトルでも知られるソレントなどが人気です。また、ナポリが本場のマルガリータピザを味わうのも楽しみのひとつです。
イタリア本土とメッシーナ海峡(最も狭い幅で3Km)を挟んで、対面するシチリア島の玄関口。地中海貿易で栄えた商業都市です。1908年の大地震で古くからの建物の多くが崩壊し、その後、再建されました。メッシーナからの観光は、映画「グランブルー」の舞台にもなり、古代ローマの円形劇場が残るタオルミーナは、青い海とエトナ山を背景とした美しい景観でリゾート地としても人気です。「アランチーニ」と呼ばれるシチリア名物ライスコロッケもぜひ、お試しください!
マルタ共和国の首都ヴァレッタの要塞に囲まれた街並みが見えてくる入港シーンは必見です。聖ヨハネ騎士団によって造られた街は、世界遺産に認定されています。聖ヨハネ大聖堂は、内部は、金箔が貼られた豪華な作りで、カラヴァッジョの絵画が飾られた付属の美術館もあります。現在の大統領府が置かれている「騎士団長の館」は、甲冑が並ぶ廊下や豪華なタペストリーが飾られた部屋や武器庫が見学できます。港から旧市街までは徒歩またはバス利用で行き、街全体は徒歩圏内で観光ができます。
港の周りも土産物屋やカフェ、レストランなどがあります。
「水の都」「アドリア海の女王」などと称されるベニスは、世界遺産に登録されており、人気の観光地です。約120の島が400の橋で結ばれ、中世から変わらぬ街の面影を残しています。サンマルコ広場やドゥカーレ宮殿などの見学をはじめ、ゴンドラに乗ってためいき橋を通過したり、大運河をヴァポレットに乗ってリアルト橋をくぐってみたり、迷路のように広がる路地を散策してみたり、老舗のカフェやレストランを訪れてみたり、ベニスの魅力は語り切れません。大型船の停泊する客船ターミナルから、サンマルコ広場までは水上タクシーを利用したり、サンタルチア駅付近まで出てヴァポレットを利用すると便利です。
「アドリア海の真珠」と称されるオレンジ色の屋根瓦と城壁に囲まれた美しい世界遺産の街。城壁をぐるっと一周し、展望スポットから街を見下ろすことができます。かつての運河は、今は街のメインストリート、プラツァ通りとなっています。ピレ門を入るとすぐにあるフランシスコ会修道院院内には、世界で3番目に古いと言われる薬局が現在も営業しています。広場や通りには、土産物やおしゃれな小物を売る店、カフェやレストランも多く、新鮮な海の幸のランチがお勧めです。街を一望する写真スポットであるスルジ山の山頂へは、旧市街からロープウェイで行くことができます。観光ツアーでは、港から旧市街へ向かう途中で立ち寄ってくれることがあります。
アテネの外港として栄えてきた港町。アテネから南西へ12kmほどにあり、アテネ観光への入り口です。古代ギリシャの足跡アクロポリスの丘のパルテノン神殿や観光の拠点となる国会議事堂があるシンタグマ広場などを訪れます。プラカ地区は、古い町並みの残るエリア。石畳の通りには独特の小さな家やお土産屋、カフェやレストランなどがあり、ギリシャ料理のムサカやスブラキ、イカやエビ、魚介のフリッタなどのランチタイムと合わせた散策がお勧めです。
ミコノスは、白い街並みと風車のある風景で知られ「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」と呼ばれています。リゾート地として人気で、入り組んだ路地には、かわいらしいお店やギリシャ正教会などがあり、散策を楽しむことができます。リトル・ベニスと呼ばれる界隈んp海辺のレストランからエーゲ海と丘の上の風車を見ながらの食事もおすすめです。港から船までは通常、船からシャトルバスが運行されます。
サントリーニ島は、青と白の建物と紺碧のエーゲ海とのコントラストが美しい島。三日月形をした島は、実は火山島です。島の中心地フィラは、300mほどの崖の上にあり、ケーブルカーで往来ができます。街を散策すると断崖絶壁から臨むエーゲ海とクルーズ船とのベストショットを楽しむことができます。青いドームと白壁の教会の風景で知られる第2の町イアは、夕陽を見る絶景ポイントでもあります。また、サントリーニは、ギリシャ固有品種であるアシルティコ種(白の辛口)ワインの産地でもあります。眺めの良いレストランでお食事の際に試してみてはいかがでしょうか。