古城や湖畔の美しい街並み、葡萄畑、田園風景、歴史的な遺跡が両岸に広がる、様々な美しい景色を船上から楽しめることができるのがリバークルーズです。流れゆく景色を堪能できます。船着き場が街の中心地に近いため、気軽に観光を楽しむことができます。海上を航くクルーズとは違い、揺れがほとんどないため、船酔いをせずにクルーズを楽しむことができます。小型船でもあるので、食事は1回制、乗下船の際も混雑がありません。ヨーロッパでは多くのリバークルーズが運航されていますが、他にもロシアのボルガ川、エジプトのナイル川、アジアでは、メコン川、イラワジ川、中国の三峡クルーズなどリバークルーズも様々なコースがあります。
オーストリアの首都ウィーンは神聖ロマ帝国とオーストリア・ハンガリー帝国を支配したハプスブルグ王朝ゆかりの地。モーツアルト、ハイドン、ベートーベン等音楽家が活躍した音楽の都でもあります。ハプスブルグ皇帝の夏の宮殿だった豪華なバロック様式のシェーンブルグ宮殿やベルヴェデーレ宮殿などハプスブルグ王朝の栄光と歴史を語る建造物が多く残っています。環状道路リンクの内側は世界遺産の旧市街。ウイーンのシンボル、ステファン大聖堂前から延びる歩行者専用道路「ケルントナー通り」の両側にはショップやカフェが並び散策が楽しい通りです。ステファン大聖堂の2つの塔からはウイーン市街を一望できます。音楽好きにはウイーンフィルハーモニー管弦楽団の本拠地、楽友協会ホールや、王宮庭園にあるモーツアルトとト音記号の像、ウイーン市立公園にあるバイオリンをひくヨハン・シュトラウス像等も必見です。
オーストリア屈指の景勝地ヴァッハウ渓谷のドナウ川沿いに佇むヴァイセンキルヘンは「リースリング」という白ワインの発祥地。ブドウ畑が広がる穏やかな起伏の緑の丘と、豊かな森に囲まれた小さな村です。ヴァッハウ渓谷は2千年以上前からワインの名産地として栄えてきました。隣街のヂュルンシュタインには12世紀中頃に十字軍遠征の岐路ウイーン付近で捕らえられた英国の「リチャード獅子心王」が幽閉されていた城や、青い塔の教会等中世の街並みが良く保存されています。ヴァッハウ渓谷の西側にあるメルクにはドナウ川を見下ろす丘の上にヴァッハウ渓谷のシンボル、バロック様式の荘厳華麗な建物メルク修道院があります。
メルクは、オーストリア北東部のニーダーエースターライヒ州メルク郡の郡庁所在地となっている都市で、世界遺産(文化遺産)に登録されている「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」の一部となっている街です。渓谷の両岸には、古城や修道院が点在していて、ドナウ川のハイライトともいわれています。メルクの観光名所としては、11世紀にバーゲンベルク家のレオポルト1世によって設立されたベネディクト派修道院「メルク修道院」があります。メルクは、オーストリアの首都ウィーンから西へ76km、リンツから東へ79kmの場所に位置しています。
オーストリアの第3の都市リンツはバロック様式の建物が立ち並ぶ旧市街を中心に、ドナウ川に広がる街並みは古くからモーツアルトやブルックナーといった音楽家を魅了してきました。旧市街の中心にあるハウプト広場には白大理石造りの「三位一体の柱」が建っています。広場の周りにはバロック様式のカラフルな建物や、旧大聖堂(イグナチオ教会)があります。オーストリア内で2番目の高さの塔を持つ新大聖堂はリンツの歴史を描いた素晴らしいステンドグラスで知られています。リンツからはモーツアルトの生誕地、「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地として知られるザルツブルグやオーストリアとチェコの国境にある「世界で一番美しい街」といわれるチェスキー・クロムロフ等近隣の街にも足を延ばすこともできます。
パッサウはドイツ、オーストリア、チェコの3か国の国境近くにあり、ドナウ川、イン川、イルツ川の3つの川が出会う街。400年以上にわたってローマ帝国の地方都市でした。17世紀の2度にわたる大火災でゴシック様式の建物を失いましたが、その後イタリアバロック様式の建造物が建てられました。聖シュテファン大聖堂には世界最大のパイプオルガンがあります。バロックの街パッサウには大きな広場、ローマ風の散歩道、旧市街には曲がりくねった小道があり散策が楽しみです。ヴェステオーベルハウス要塞からの眺望は素晴らしく、パッサウ旧市街やドナウ川、イン川、イルツ川の合流点も見ることができます。ドナウ川に沿って自転車専用道路が整備されているのでサイクリングも楽しみです。
ハンガリーの首都ブタペストは「ドナウの真珠」と呼ばれ、1987年に街全体が世界遺産に登録されました。ドナウ川を挟んで西側がかつての都があったブダ地区、東側が商業や政治の中心であるペスト地区となり、二つの地区は4頭のライオン像がある「セーチェニー鎖橋」で繋がり19世紀に一つの街として統合されました。ブダ地区の見所は「王宮の丘」。ハンガリー王の居城「ブダ王宮」があり、現在は「ブタペスト歴史博物館」と「国立絵画館」となっています。他にも建国の父イシュトヴァーン一世が1015年に建立した「マーチャーシュ教会」、とんがり帽子の尖塔の「漁夫の砦」があります。ここからはドナウ川とペスト側が一望できます。ペスト側の豪華な「聖イシュトヴァーン大聖堂」にはイシュトヴァーン1世の手が展示されています。ドナウ川沿いに立つネオゴシック建築の「国会議事堂」は、まさにブダペストの象徴的存在です。
スロバキアの首都ブラチスラバはかってはハンガリー王国でした。10~18世紀にかけてブラチスラバに残る最古の教会「聖マルティン大聖堂」では歴代のハンガリー王や王妃の戴冠式が行われ、「戴冠式の街」とも呼ばれています。大聖堂の内部には当時のマントや王冠が展示されています。旧市街の入口にはブラチスラバに唯一オリジナルで残る51mの尖塔のある中世の要塞ゲート「ミハエル門」があります。この門に続くミハエル通りは歩行者天国となり歴史ある建物やレストラン、ショップが並んでいます。旧市街の小高い丘の上にかってマリア・テレジアの居城であったブラチスラバ城があります。城内は城の歴史やチェコスロバキアの皇族関係の展示がされている博物館となっています。この丘の上からは旧市街やドナウ川等の眺望が見事です。
ドイツとフランスの国境に位置するスイスで3番目に大きな都市バーゼルは中世時代から学芸や文化の中心地として発展。旧市街のランドマーク、16世紀建立の「バーゼル市庁舎」は赤い壁に描かれたフレスコ画が印象的です。市庁舎前に広がるのがマルクト市場は、日曜を除く毎日朝6時から昼頃まで市場が立ち市民で賑わっています。旧市街にあるもう一つのランドマーク、「バーゼル大聖堂」は12世紀から15世紀に建造されロマネスク様式とゴシック様式が混在しています。入り口に建つシュパレン門も14世紀からの歴史的建造物です。また、美術愛好家にも魅力ある街で、1671年に開設されたバーゼル市立美術館は世界で最も古い公共美術館です。バーゼル市立現代美術館はその姉妹館です。他にもテイングリー美術館やおもちゃ美術館等40近い美術館があります。1460年に創立されたバーゼル大学はスイス最古の大学です
「ラインの真珠」といわれるリューデスハイムはブドウ畑に囲まれた歴史ある街。純度の高いラインガウワインと呼ばれる白ワインの生産地です。世界で一番陽気な小路と呼ばれる長さ150m程の「つぐみ横丁」の通りの両側にはワイン酒場やライブ演奏をするパブ等が軒を連ねています。16世紀に建てられた木組みの建物「ブルムザー城」は現在自動演奏楽器を集めたジーグフリート・メカニカル楽器博物館となっています。1000年前に建てられたブルムザー城は現在はワイン博物館となっています。街の北側ニーダヴェルトにはゴンドラでゆくことができます。ニーダヴェルトの山頂には1871年のドイツ帝国統一記念として建造された女神ゲルマニア像があります。ここから見下ろすリューデスハイムの街並みとライン川の風景は見逃せません。
ドイツ第4の都市ケルンの歴史は紀元前のローマ帝国時代にまで遡ります。ケルン中央駅の前にある世界遺産「ケルン大聖堂」は世界最大のゴシック様式の建築物。632年の歳月をかけて建立された聖堂には2つの尖塔が特徴です。南塔の500段以上の螺旋階段を上るとケルンを一望する絶景が望めます。聖マルティン教会を中心にライン川を臨むように広がるケルン大聖堂の近くにある旧市街は中世の街並みが今も残り、昔ながらの建物を生かしたレストランや、バーが並んでいます。フランス語で香水は「オーデコロン」と呼ばれますが、これは「ケルンの水」という意味です。ケルンはオーデコロン(香水)の発祥地でもあります。街でよく見かける広告「4711」はケルンの代表的なオーデコロンの名前。
ベルギー第2の都市アントワープは「フランダースの犬」の舞台、17世紀のベルギーを代表する画家ルーベンスの故郷、ダイヤモンドの街として中世時代からの長い歴史と伝統を感じさせる街です。1843年開業の世界最古の動物園や1920年の夏季オリンピック開催地としても知られています。世界遺産に登録されているベルギ-で一番大きなゴシック建築の聖母大聖堂は「フランダースの犬」の舞台となり、聖堂内にはルーベンスの名画がいくつも飾られています。グルン広場にはルーベンスの銅像やフランダースの犬の記念碑が建っています。彼の家は現在は美術館となっています。市の中心にあるマルクト広場の周囲には16世紀に建造されたルネサンス様式の市庁舎やギルドハウスが並び、中央にはアントワープのシンボル、ブラボー噴水があります。市庁舎の鐘楼は世界遺産に登録されています。
ベルギー第3の都市ゲントは12世紀以降中世都市として発展した運河の両側に広がる風情ある街。あちこちに延びる石畳の路地の両側にはメルヘンチックな街並みが広がります。旧市街の中心「聖バーフ広場」には11世紀頃に建造された鐘楼、15世紀の繊維ホール、劇場、聖バーフ大聖堂など歴史的な建造物が並んでいます。聖バーフ聖堂内にはルーベンス作の絵画や15世紀フランドル絵画の最高傑作といわれるファン・アイクの絵画もあります。レイエ川両岸には豪商たちの富と権力の象徴である中世の壮麗なギルドハウスが立ち並びます。現在はレストランやカフェになっています。フランドル伯城からはゲント市街が一望できます。
ロッテルダムはオランダ第2の都市でヨーロッパ最大の港湾都市。伝統的な建物が多いヨーロッパの都市と比べ、ユニークな近代建築が点在し町全体が近代建築博物館のようです、先端が尖った独特のデザインが特徴のロッテルダム中央駅、ユニークで巨大な屋内食品マーケット「マルクトハル」、オランダの現代建築を代表するサイコロ型のキューブを繋げたデザインの「キューブハウス」など見所が豊富です。デルフトハーフェン地区は戦争の爆撃を逃れ昔の情緒漂う街並みが残っています。近郊のキンデルダイクではオランダのシンボル、世界遺産の18世紀に造られた灌漑用風車19基が並んでいる風景を楽しむことができます。画家フェルメールの故郷デルフトは運河の街並みが美しく、デルフト焼きの窯元1653年創業の「ロイヤル・デルフト」見学もできます。ハーグではフェルメールの「真珠の首飾り」やレンブラントの珠玉の作品を所蔵する「マウリッツハウス美術館」も必見です。
北フランス最大港町ル・アーブルは第二次世界大戦時の空爆で廃墟となりましたが、街は再建され「オーギュスト・ペレによる再建都市ル・アーブル」として世界遺産に登録。鉄筋コンクリートのモダニズム建築が並ぶ近代都市。もう一つの港町オンフルールは芸術と歴史の街。旧港には小型船やヨットが並び海岸通りには色とりどりの高い建物やカフェが並び、地中海の明るい太陽と海風が心地よいな可愛らしい港町です。旧港から広がる迷路のような石畳の路地の両側には中世時代からの木骨組みの家々が続きます。19世紀には印象派の画家たちがこぞって訪れた街としても有名です。15世紀の百年戦争時に破壊されたサン・カトリーヌ教会はフランス最古最大の木造教会。教会の天井は船底のような造りとなっています。
ルーアンはフランス北部ノルマンディー地方にある中世の古都として大司教座がおかれていました。11世紀に建造されたフランスを代表するゴシック建築の大聖堂はモネが描いたことでも有名です。15世紀のステンドグラスと19世紀に完成した高さ152mの尖塔が見どころです。夏の日没に開催される大聖堂の正面の壁を使った「「音と光のショー」は誰をも魅了する素晴らしいプロジェクト・マッピングによる映像ショーです。ルーアンの旧市街の入口には14世紀に作られた針が一本の時計が今も現役で時を刻み、市内は木骨組と漆喰の家々が並びます。ジャンヌ・ダルクが火刑に処された場所に建てられたジャンヌ・ダルク教会にはジャンヌ・ダルクの石像と十字架が建てられています。教会内にはサン・ヴァンサン教会から移転された16世紀の美しいステンドグラスがあります。
初代ノルマンディー公によって9世紀に築かれた要塞都市ヴェルノン。街の中心には11世紀建立のノートルダム寺院があり、石畳の通りの両側には中世の面影が残る木骨組の家々が並ぶ明るく静かな街。街から近いジヴェルニーには「モネの家と庭園」がある。モネが晩年まで過ごした緑の鎧戸にピンクの壁のモネの家に入ると可愛らしい寝室やキッチンがあり窓からは色とりどりの花と緑が広がる庭園が見渡せる。時間をかけて自ら作った庭園には、ポプラ並木やバラや睡蓮の池、しだれ柳や、日本の浮世絵からヒントを得て作った太鼓橋等があり、まるでモネが描いた絵の中を散歩しているようです。「モネの家と庭園」の隣には印象派美術館もありここにもおすすめです。
パリは「花の都」又は「芸術の都」などの愛称がある憧れの街。パリの歴史は母なるセーヌ川に沿って語られ、その川岸の風景はユネスコ世界遺産に登録されています。見所は数多く、パリを代表する「鉄の貴婦人」エッフェル塔、ナポレオンが戦勝記念に建造した凱旋門、世界最大級の所蔵量を誇るルーブル美術館、モンマルトルの丘に建つ真っ白なサクレクール寺院、「オペラ座の怪人」でも知られるパリ・オペラ座の「夢の花束」といわれるシャガールの天井画、また、マロニエ並木とカフェや有名プランドショップが並ぶシャンゼリゼ通り、流行の発信地「マレ地区」などパリはどこもファッションとショッピングの街。パリ市民の憩いの場「リュクサンブール公園」やセーヌ川岸の散策もおすすめです。古代ローマ帝国の遺跡が眠るシテ島には中世時代からセーヌ川を見守るように聳えるゴシック建築の至宝ノートルダム大聖堂がありますが、残念ながら2019年4月に大規模火災に見舞われ現在は再建中です。
リスボンに次ぐポルトガル第2の都市。大西洋に流れ込むドウロ川沿いの丘陵地帯に位置する古都で、聖グレゴリウス聖堂やポルト大聖堂、ボルサ宮などを含む旧市街(歴史地区)は、世界遺産にも登録されています。特産品のポートワインの工場見学や、ドウロ川クルーズもおすすめです。また、ヨーロッパで最も装飾が美しい駅とされる サン・ベント駅 の中に入ると、その壁には美しい色のタイル( アズレージョ)を使い、ポルトガルの重大な歴史的出来事が再現されています。
「ポルトガルの宝石」と称されるポートワインの生産地がドウロ川沿いのドウロ渓谷です。その文化的景観が「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」として世界遺産に登録されています。生産地域の中心地レグアにある「ドウロ博物館」にはワイン醸造に関する資料や展示物が数多くあります。レグアの南にある小さな美しい街ラメーゴはポルトガルの最も重要な巡礼地の一つでした。686段の階段を登った丘の上に建てられた「ノッサ・セニョーラ・ドス・レメディオス教会」は必見です。途中数か所ある階段の踊り場の壁にはアズレージョと呼ばれるポルトガル特有の白と青のタイルで装飾された絢爛な装飾がされています。
バルサ・ダルバはスペインの国境に隣接したドウロ国際自然公園の中の小さな村です。ドウロ川はスペイン国境に沿って走る広大なドウロ国際自然公園を通り抜けています。小高い丘の中腹にはワイン畑とオリーブの林が広がっています。バルサ・ダルバは2000年以上前のローマ時代からワインを生産していたことで知られています。何世紀もの古い要塞に囲まれた丘の頂上には中世のカステロ・ロドリゲス城の崩れ落ちた遺跡があります。低い崖をよじ登った頂上からは一方にスペイン、他方にはポルトガルの風景を一望することができます。石畳の道を下ると小さな村では可愛らしいお店や、「キンタ」と呼ばれるブドウ園があり自慢のポートワインと地元の料理を楽しむこともできます。
重慶は中国西南部、長江上流の四川盆地東部にあり中国一の人口を誇る商工業都市です。三方を水に、四方を山に囲まれていることから「山城」ともいわれています。長江三峡クルーズの起点でもあります。また、1999年にユネスコ世界遺産に登録された「大足石刻」は9~13世紀の仏教や道教の神仏像約6万体が宝頂山等の山々に彫刻されています。特に宝頂山にある釈迦涅槃像は圧巻です。
「西陵峡」の半ばに建設された大型重力式コンクリートダムで2009年に完成。2,250万kwの発電が可能な世界最大の水力発電所。電力不足の中国において重要な電力供給源となりましたが、建設過程において100万人以上の住民の強制移住や、三峡各地に残る名所旧跡が水没するなどダム建設に伴う問題も指摘されています。水深が浅く急流で小舟しか入れなかった流れがダム建設により水量が増加したことで遊覧船でも通過可能となりました。5段式のロック(水門)を2時間かけて通過する迫力は長江三峡クルーズの醍醐味と言えます。
三国志や李白の詩でも知られえる「白帝城(ハクテイジョウ)」は1世紀前半の前漢から後漢にかけて蜀の公孫述が築城しました。長江三峡の第一峡「瞿塘峡」の起点であったが三峡ダムが完成すると水位があがり、周囲を三峡の峰に囲まれた湖面の孤島に佇む城となった。現在の白帝城は明と清の時代に建てられたものです。三国時代蜀漢の皇帝であった劉備が戦で敗退し白帝城に逃れ、白帝城内に永安宮を建造し隠居しました。
武漢長江大橋の南岸にある「黄鶴楼」は江南の三大楼の一つでかつては長江を見下ろす蛇山の頂上にありました。三国時代呉の孫権によっに創建されたといわれていますが、時代を経て何度も再建されています。唐の時代には李白や白居易など多くの文人達が楼からの眺望の素晴らしさを詩に読んでいます。