英国の歴史の足跡を巡り、大小無数の湖が点在する風光明媚な湖水地方、ビートルズの生まれ故郷リバプール、客船タイタニックが建築されたベルファスト、緑豊かなアイルランド、スコットランドの古城、雄大な自然や史跡・田園風景を堪能していただけます。真夏でも日本よりはずっと涼しい気候です。5月下旬~9月下旬頃がベストシーズンです。
区分 | 海外発着クルーズ |
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出発日 | 2024/12/28 |
期間 | 6日間 |
船名 | クイーン・ヴィクトリア(QV) |
航路 | サウザンプトン~クルージング~ゼーブルージュ~アムステルダム(1停泊)~サウザンプトン |
料金 | 140,000円〜 |
ロンドンの外港であるサウサンプトンは、ロンドンから車で約2時間ほど。ロンドン市内観光を楽しむことができます。また、タイタニックの出港でも知られ、ローマ時代からの重要な交易港でもあり、キュナード・ラインが保有数るクイーン・エリザベス、クイーン・メリー2、クイーン・ヴィクトリアの母港としても長い歴史を持っています。
1707年に大英帝国となるまで独立国スコットランドの首都であったエディンバラは、エディンバラ城の建つ丘と、城から南に延びるロイヤルマイルを中心とした中世の面影を残すオールドタウン地区、谷間を走る鉄道を挟んで北側に広がる18世紀の市街計画により造られた整然としたニュータウンに分かれています。エディンバラ城のエスプラナード広場で毎年8月に行われる夏の一大イベント、伝統衣装を着たスコットランド軍に属する音楽隊のパレードや、華やかなショーが展開されるミリタリータトゥーは、寄港地観光としても大人気です。夜遅くまで続くイベントのため、クルーズ船は、真夜中過ぎに出港したり、一晩停泊することもあります。
インバーゴードンは近くのクロマーティの半島にある水深の深さで知られる港です。
その近くには、かつてのハイランドの首都インヴァネスがあり、1933年ひとりの記者がネス湖で目撃した生物を記事にしたことで有名になり、現在ではネス湖観光の拠点として賑わっています。伝説は6世紀まで遡り絵葉書のようなアーカート城の遺跡の地下にある洞窟には、この有名なネス湖の怪獣が住んでいると伝えられています。インバーゴードンはネス湖と、グレート・グレンとして知られるハイランドの玄関口です。
アイルランド南部、リー河の中州に開けた商人の街コークは、アイルランド第2の都市。古くから海外貿易の拠点として栄えた様子を伝える建物も多く見られる反面、国際音楽祭や映画祭などが催される国際的な明るい都市です。クルーズ客船はコークから30分ほど離れたコーブに入港します。タイタニックの最後の寄港地として、また、世界最大のカリオンのある聖コルマン教会で知られています。
アイルランドの首都ダブリンは、リフィ川の河口の東海岸に位置しています。8世紀にバイキングの拠点となり、12世紀にはイギリスに征服され、以来7世紀にわたり英国支配の拠点となり、政治、経済、文化の中心地として多くの歴史的な建物が見られます。街を南北に分断するリフィ河の南側にはダブリン城を始め英国統治時代の建物が集中しています。オコンネル橋から北に延びるメインロードのオコンネル通りはショッピングセンターや個性のあるお店が並ぶ賑やかなショッピング街になっています。
1922年に独立したアイルランドの中で唯一、イギリスの一部として残った北アイルランドの首都ベルファストは、プロテスタント系とカトリック系住民の激しい対立と紛争で知られる都市。かつては主要な工業都市として発展したイギリス有数のこの大都会も、現在は歴史を感じさせるビクトリア朝様式の建物が多い旧市街や緑豊かな北アイルランドへの観光の拠点として賑わっています。
英国王室属領ガーンジー島はフランス本土から僅か 13 キロほどの距離に位置し、チャンネル諸島の中で 2 番目に大きな島です。温暖な気候、絶景、穏やかで昔のままの雰囲気は島の特徴となっています。それらはイギリス人やフランス人を魅了し、バカンスのための人気の地となりました。セント・ピーターポートは、かつては海賊たちのたまり場でした。海岸沿いには第二次世界大戦時のドイツ軍の要塞も含め、城や砦が点在しています。チャンネル諸島は英国の中で唯一ナチスドイツに占領された場所だったのです。
イングランド北部にあり、アイリッシュ海に面したリバプールは、西インド諸島や北米との貿易拠点として栄えた大英帝国を代表する貿易港。リバプールには英国国教会系で、英国最大の大聖堂であるリバプール大聖堂、そしてローマ・カトリックの大聖堂である“クリスト・ザ・キング”など、古くからの大聖堂が集まっています。湖水地方やウェールズ、チェスターなどへの観光拠点として、また、60年代に世界的な人気を得たビートルズの出身地として知られています。