1年以上前から予約可能
旅行には3つの楽しみがあり、行く前の楽しみ、行っている時の楽しみ、帰ってからの楽しみがあると言われていますね。この行く前の楽しみは旅行の選定から始まり出発までの間の楽しみです。
海外のクルーズ会社の多くは一年近く、またはそれ以上前からコースを発表、予約を受け始めています。
2024年に就航予定のキュナード社の新造船クィーン・アンの予約は今年の5月開始です!
予約のタイミングは?
皆さんはクルーズの予約をする際どのぐらい前に予約しますか?
予約のタイミングは人それぞれ、コース発表次第直ぐ予約を入れて自分の希望するカテゴリーや客室を押さえるべく積極的に動く方。添乗員付きのツアー販売を待って予約をする方、はたまたギリギリ休みが取れそうだとわかったところで予約を入れる方。他の旅行形態に比べるとクルーズは予約のタイミングが早い方であると思います。
それはコース発表が早い事もありますが、やはり行きたい時期、コース、客室を確実に確保したいと考える方の方が多いからだと思います。そして予約が早ければ早いほど行く前の楽しみの期間も長くなるというものです。
添乗員付きツアー?それとも個人旅行?
海外で言葉も不自由、しかも乗船の港が空港や街から離れたところにある場合、個人で、自力で行くのは慣れと勇気が必要です。そんな時はやはり添乗員付きツアーが便利で心強いものです。
旅行会社のツアー発表を心待ちにしている方も多いのでは。私も添乗員付きのクルーズに家族で参加した事がありますが、天候不順で乗船地がモナコからマルセイユに急遽変更になってしまいました。
個人旅行であれば汗を流して大きなスーツケースを運び、慣れない電車に乗って移動しなければならないところでしたが、そこは添乗員付きの安心おまかせツアー、大型バスが午前中モナコの観光をし、その後ゆったり気分でマルセイユまでの車窓に南仏の景色を眺めながらドライブ。添乗員付きツアーにして良かった‼と実感しました。
反対に日本発着などのクルーズであれば当然出港地は日本ですし、日本人乗務員も乗っていることがほとんどですので個人で参加しても安心ですね。日本の便利な事は自宅からスーツケースなどを事前に送る事ができ、当日は手荷物だけ。乗船し客室に入れば荷物は自動的に届けられるという便利なシステムがある事です。
出発までの体調管理
半年前に予約を入れたとしましょう。出発までの日々なにか目標ができたような気持になりませんか。
目標を実行するのに大切なことは体調の管理です。クルーズに参加するべく健康に気遣うのはもちろん、寄港地で楽しく動くために足も鍛えておこう、毎日の食事を美味しくいただくためには胃腸も丈夫でなければ、たまには夜更かしをしてダンスホールで踊り、バーもはしご⁈ 夜更かしし夜空を見上げて星を探すのも楽しいかもしれません。
その為にはやはりある程度の体力は必要となりますので普段からの健康管理にプラスして運動など身体を動かす事をお勧めします。しかしクルーズの良いところはちょっと体調を崩したぐらいであれば船内にはクリニックもありますし、一日ベッドで寝ていれば次の日はちゃんと新しい寄港地に船が連れて行ってくれますので一般的な旅行に比べればやはり安心ですね。
事前の情報収集
旅行前に船内の事、寄港地に関する情報を調べておくのも旅をより楽しくしてくれるポイントと思います。
寄港地では様々な観光が用意されオプショナルツアーとして販売、または無料で組み込まれています。
一般的なツアーからより趣味的なツアー、世界遺産を見学するツアーなど様々ですのでより自分の好みに合ったツアーを見つけるべく事前にツアー案内を読み事前予約ができる場合は予約をお勧めします。また個人行動する場合でも自分の興味を持った物に出会える楽しみは大きなものです。
焼物などが好きな方は港から近いところに焼物の窯やガラス工房があることを事前にしっていれば見学も可能、運が良ければ焼き物体験などをすることもできるかもしれません。トレッキングが趣味な方は徒歩で行けるところにきれいな湖が広がっている事も知らなければ見逃してしまいます。最近はインターネットを通して様々な情報発信ツールがありますから色々調べやすくなりましたね。
多くの船が通常のダイニングルールでの食事に加え、複数のスペシャリティーレストランを用意しています。事前もしくは乗船してすぐ予約を取ったほうが良い場合もあります。事前の場合はインターネットもしくは旅行会社でまとめて取ってくれたりもあるようですが、人気のレストランは予約が取りづらかったりする場合もあります。事前に調べておくことに無駄はありません。もちろんそれ以外にも船内でできることを事前に知っておくと乗ってからの行動が楽になると思います。
パッキング
旅行前に行わなければならない事の、誰もがしなければならないのはパッキングです。クルーズの場合日数が長かったり、夜のドレスコードがあったりで荷物が多めになります。パッキングは苦手、億劫と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれません。
以前お客様で、クルーズ一か月ぐらい前から大きなバスケットを一つ用意しておき、これはクルーズ中あると便利、これは忘れたくない、と思うものをそのバスケットの中にとりあえず入れて置くという方がいらっしゃいました。
乗船後、アー持ってくればよかった!!となるのはクルーズあるあるの一つではないでしょか。日常では使わないものが必要になったりしますので。私はスマホのメモ欄に必要なもの一覧というページを作り必要に応じて更新しています。仕事で必要な物はもちろんですが長期に乗っていると現地ではなかなか思うように買い物もできなかったりもありますので必須になっています。
今現在はなかなか海外に行くのは隔離期間などもあり自由にはできません。しかし海外に行ける日は
近づいて来ていると感じます。その日が来る時に思いっきり楽しめるように今は事前準備の期間とし、
行きたいディスティネーションや寄港地の事を勉強してみたり、はたまた今まで乗ったことの無い、でも乗ってみたい船をワクワクしながら見つけ出してみませんか。