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TRAVEL NOTES
クルーズ旅行記
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今までとは違う船旅のススメ

2024.01.10
クルーズエッセイ

2023年はクルーズが再開し日本船籍の船だけではなく外国客船も日本に多く寄港しました。横浜港から日本発着のクルーズもありましたし旅行会社による貸切クルーズも企画され初めての方でも乗りやすかったと思います。

今まで高嶺の花だったクルーズの旅もだんだんと庶民的になってきました。移動がラクで料金以上の価値があるという船旅。次回は少し違ったクルーズをしてみませんか。初めて乗船する方にも役に立つ情報を集めてみました。

日本発着クルーズから片道空路へ

クイーンエリザベス(シドニー港) 撮影:吉田あやこ

コロナ禍を通過し2023年はある意味で外国船が日本に来航するラッシュだったといえるでしょう。ドイツ、英国、イタリア、米国、フランス等の客船が日本各地に寄港したり横浜港からの発着クルーズも行われましたね。よい機会だから乗船してみよう、と参加された方が多かったようです。もしかしたらまたクルーズをしたい、と思っている方もいるはず。

再び同じ客船に乗ったら分かりやすいですし違うコースをえらべば楽しみが倍増するかも?そんな時は片道だけ空路にするのも一案。その一例が写真のクイーンエリザベスです。シドニー(豪州)へ飛び、ホテルで前泊し翌日乗船というパターンが一般的。横浜まで2週間以上になる豪華なクルーズですからハネムーンや退職記念、記念日を祝うクルーズなどに最適だといえます。

クルーズを日本で終えて下船するのは便利で体もラクです。どんな旅でも最後は荷物が増えるもの。しかし日本の港ならば宅急便が手配されているはずなので手荷物だけで新幹線に乗ることもできますね。

逆に外国で下船したら、港からホテル又は空港へと常にスーツケースと移動することになるでしょう。とはいっても魅力的なコースであればどこから乗船するかはお客様しだいですが…。

欧州のリバークルーズが人気上昇中

デッキで景色を眺める楽しみ 撮影:吉田あやこ

いつも大海原を眺めていたいけれど船酔いは苦手、という方にたびたびお会いしました。徐々に慣れるとはいえ、船が揺れ出すとやはりツライでしょう。

ほとんど揺れないリバーシップを一度試してみると良いかもしれません。両岸に陸地を見ながら進む事が多いので安心感もあります。ドクターや看護師は乗船していません。病気やケガをしても地元の病院へすぐ行けますので。

欧州では以下の河川が有名です。

  • ドナウ川(ハンガリー、ドイツ、オーストリア他)
  • ライン川(ドイツ)
  • セーヌやガロンヌ川など(フランス)
  • ドウロ川(ポルトガル)

 

春から夏にかけての旅行シーズンは混む陸路より船が便利ですし、秋は地元ワインやチーズも楽しめます。また11月下旬からはクリスマスマーケット巡りもリバークルーズの醍醐味なのです。ほとんどの船では食事の時に出されるワインやビールは料金込み。

船社の中でも、グルメと上等なワインで評判なのはアマ・ウオーターウェイズです。他に北欧式インテリアが楽しめるバイキングリバークルーズや温水プールもあるエメラルドクルーズなどは日本人にとっても乗りやすいでしょう。現在はエスカレーター装備のリバーシップが増加しています。多くは2百人以下の小さい船ですので車椅子やベビーカーの利用者も船内移動がラクですよ。

クルーズ専門の旅行社を味方に

ポルトガルのマデイラ港へ 撮影:吉田あやこ

全て自分の手配でクルーズ旅行を決めている人が多い昨今です。インターネットで情報検索し、電話も使わずにパソコンから予約や支払いもできる便利な時代になりました。しかし時には「冒険」をしてみてはいかがでしょうか。探検クルーズではなく、今までとは異なる方法でクルーズを探すという冒険です。クルーズ専門の旅行社はネット以上に多くの情報を持っているものですし、経験豊富なスタッフは適切なアドバイスをしてくれるのです。

たとえば以下のような質問ができます。

  • 来年の春、割引率の高い客船はどこ?
  • シングル客のサプリが安くなる時期はある?
  • 初めてラグジュアリー客船に乗るなら、どの船?
  • 人気客船の処女航海を申し込むコツは?

 

また外国船社はフラッシュセールという短期間の大きな割引セールを実施することがあります。これが発表されたら連絡して欲しい、と頼むことも可能。また「シニアなので時間は割と都合がつく」という方はお目当ての客船や好きな海域のお得なクルーズが出たら、旅行社から連絡をもらうという手もあり。

ところで家族連れに大人気のディズニークルーズがありますね。この旅行記を運営しているクルーズバケーション社でも当社クルーズに詳しいスタッフが勤務されています。2024年12月21日には新造船のディズニー・トレジャー(約14万トン)がデビューするので話題になっているとか。

こんな客船に大人二人で乗ってみる、というのも「夢と魔法の冒険航海」ではないでしょうか。処女航海ならば、船上挙式とハネムーンを兼ねることもできそうです。客室のチョイスなど旅行社は知識と経験を惜しみなく提供してくれるでしょう。船上でしか観られない豪華なディズニーショーは当社自慢のエンターテイメントです。

執筆者 | 吉田あやこ
クイーン・エリザベス2と初代飛鳥元クルー、現職はクルーズアンバサダー。
クルーズバケーション社のコーディネーターを経て現職。英国在住30年。
クルーズガイド取材アシスタントなどを含め、世界の客船約100隻に35年の乗船経験あり。
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