帆船『みらいへ』 セイリングデイズ 横浜～伊豆諸島4日間 2021年7月22日（木）～7月25日（日）
三本マストの帆船『みらいへ』を初めてチャーターして運航した(「横浜～伊豆諸島４日間」）クルーズはお客様の日焼けした笑顔をのせて７月25日、４日ぶりに横浜ぷかり桟橋に戻ってきました。
出港日の７月22日は快晴そして30℃を超える真夏日でした。台風が迫ってきている関係で、当初の予定を変更し、まずは伊豆諸島の新島を目指して、横浜ぷかり桟橋を出港。今回ご参加の皆様は、クルーズ乗船経験はあっても帆船は初めての方、是非帆船の楽しさを子供と一緒に楽しみたいという親子の方、以前にも「みらいへ」に乗船したことのある一人参加の帆船好き小学生などでした。なお、ご参加の前には事前にPCR検査を済ませていただきました。
『みらいへ」は日本で唯一の一般の人でもが航海技術を体験ができる帆船です。普段は研修船として航海技術を学ぶ学生が乗船しています。船長の指揮のもと、乗客はゲストクルーとして操船に携わります。“ツーシックスヒープ”という独特の掛け声をかけて、全員でロープを引き“セイル”（帆）を張ります。昼間のデッキプログラムでは”マスト登り“もあり、風を読みながら帆の上げ下ろしをし、航海を続けていきます。ハーネスをつけてのハウスブリット（船首の前に突き出たマスト）渡りや、高いマスト登りは緊張しますが、なかなかできない貴重な体験で、皆様果敢に挑戦していました。
航海中には環境問題のレクチャーもあり、世界の海にはプラスチックゴミが１億５千トンもあり、海洋ゴミの影響により約700種もの海洋生物が傷付けられている現実を学びました。今回参加の小学生からも大人の方からも楽しいだけでなく、深く海のことを学べて良かったとの声をいただきました。夜はデッキでの星空観察やBBQも楽しい思い出となりました。
寄港地の新島ではビーチ遊びを楽しみ、当初の予定から変更で訪れた千葉県館山では「海ほたる観察会」にも参加し皆さんに喜んでいただきました。
4日間を通じて 天候にも恵まれ、クルーズ客船では体験出来ない帆船ならではのクルーズの楽しみを十分に楽しんでいただきました。
お客様の満足度も高かったので、来年の夏休みにも企画いたします。 是非次回のご参加をお待ちしています。 添乗員：高橋・平野
